お墓の引っ越し・改葬の手順・費用・注意点/神戸市の石材組合の理事長が神戸新聞に取材掲載

年末年始やお盆になれば、家族そろって故郷に帰りお墓参り。

こんな光景が当たり前だったのは、昭和の頃の話。

少子高齢化や核家族化が進む近年では、故郷にお墓参りに行くのは、年老いた親世代のみというケースも少なくありません。

自分たちも、いつまで行けるかわからないし、このままでは子どもに負担をかけることにもなるという理由で、今の住まいの近くにお墓を引っ越し(改葬)する方が増えています。

そんな現状において、神戸市石材企業協同組合の代表理事を務めさせていただいております、私、能島孝志が、お墓の引っ越し(改葬)の手順・費用・注意点について神戸新聞社様から取材を受けました。

以下、2022年(令和4年)2月3日発行の神戸新聞夕刊の一面に掲載された取材内容を、原文のまま記載させていただきます。

目次

1.お墓の引っ越し20年で1.8倍 

埋葬された遺骨を取り出し、他の墓地などに移す「改葬」が全国的に増えている。

2019年度は約12万4千件と、20年前の約1.8倍に上った。

核家族化や少子高齢化で墓地を管理する人が減り、兵庫県内では墓地を丸ごと閉じる墓じまいに至った地域もある。

さらに専門家は、新型コロナウィルスの感染拡大で墓参できなくなったことが流れを加速させたと指摘する。

————————中略————————

一方、神戸市石材企業協同組合代表理事の能島孝志さん(66)は、そうした流れに加え、コロナ禍での帰省控えの影響を指摘する。

「コロナの感染拡大で故郷の家族、親戚から『帰って来るのを控えてほしい』などと言われ、墓参りに行けなくなった」と説明。

「感染収束が見通せない中、翌年も行けるかどうか分からない。それなら、これを機にお墓を近くに移そういう人が増えているのではないか」とみる。

2.神戸市石材企業協同組合の能島代表理事が指摘

改装の背景、墓や遺骨を移す際に大切な点を神戸市石材企業協同組合の能島孝志代表理事に聞いた。

2-1.改装はなぜ増えた?

特に都市部は、地方から働きに出てきて定住し、帰省時に先祖代々のお墓にお参りする人が多い。

そういう人々が高齢化し、体力的、費用的に帰郷するのが負担になった。

子や孫の代はさらに誰もお墓参りできなくなると考え、近くにお墓を持ってきたいといういう人がふえた」

「社会情勢や生活スタイルの変化も影響。

特に最近は団塊の世代が子どもに負担をかけたくないという理由での改装が目立つ。

家族観も変わった。

かつてはお墓参りを兼ねて正月や盆に家族で帰省するのが一般的だった。

近年では核家族化で故郷に帰るより自分たちだけで過ごす家族が増えた」

2-2.改葬で大事なことは?

「家族間、親戚間で話し合いをすることが大事だ。

特に遠方からの改葬になる場合、現地で生活しているきょうだいらが健在なら勝手に改葬しないこと。

お墓参りを心のよりどころにしている人もいる。

例えば、長男だから、というような理由で、連絡もせずに進めるとトラブルになる」

「檀家になっているお寺があるなら、寺ときちんと話し合うことも重要。

人口が減ってお寺も檀家が減っているため、改葬をよく思わないこともある」

2-3.改葬の手順は?

「まずは関係する人たちと話し合うこと。

公営墓地、民営墓地などどこに改葬するのかを決める。

元の墓石を使うのか、新たな墓石を購入するのかについても決めないといけない。

役所や役場で改葬許可証を発行してもらう手続きも必要だ。」

2-4.費用はどれぐらいかかる?

「墓石購入の平均額は160万円~170万円。

墓園の永代使用料(神戸市は当初使用料)は、神戸市立墓園なら3平方メートル72万円。

元の場所にあった墓地の解体にも費用が必要になる。

墓石の大きさや立地によって異なるが1平方メートルあたり10万円程度。

合計で200万円以上はかかる。

改葬先で元の墓石を使ったり、小さなスペースを選んだりすれば費用は抑えられる」

3.まとめ

今回は、神戸新聞さまに取材掲載いただいた記事を原文のままご紹介いたしました。

お墓の引っ越し(改葬)で何よりも大事なのは、家族や親戚と事前に相談することです。

自分たちだけで勝手にことを進めてしまい、トラブルになることも少なくありません。

また、お墓からお骨を取り出すのには許可が必要です。

自分の親や先祖の遺骨といえど、勝手に取り出すことはできないのです。

  • 改葬許可申請書
  • 改葬許可証
  • 埋蔵・収蔵届

など、一般消費者には聞きなれない書類をそろえる必要があります。

兵庫県知事認可のお墓・墓石の相談窓口である、私ども「神戸市石材企業協同組合」では、お墓・墓石に関する無料相談を実施しております。

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この記事を書いた人

私たちは常にお客様の立場でお墓づくりを考え、「良いものは良い!」「悪いものは悪い!」の姿勢で、極めて中立的な立場で判断し、的確なアドバイスをさせていただきます。

【役職・資格など】
・ 株式会社第一石材 代表取締役 
・ 神戸市石材企業協同組合 代表理事(理事長)
・ (一社)日本石材産業協会 理事
・ (一社)日本石材産業協会 近畿地区長
・ (一社)日本石材産業協会認定 1級「お墓ディレクター」 [認定番号:05-100110-02]

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