兵庫県知事認可団体神戸市石材企業協同組合 5つの約束

  • 1.中立的にアドバイス。

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  • 2.「お墓のプロ」がコンサルティング。

    全てのアドバイザーが、「お墓ディレクター」資格者。

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理事長ブログ 2011年8月

平成23年度/神戸市立鵯越墓園・再貸付墓地の随時募集

神戸市営鵯越墓園.JPGのサムネール画像 

神戸市営墓地の申込み資格は、一般墓地の場合、申込者からみて、
親・子・配偶者の遺骨がある方に限られています。

しかも、立地・設備・価格が魅力の
神戸市営墓地は人気が高く、ほとんどの場合が抽選となっています。

しかし、平成23年9月1日から始まる神戸市立鵯越墓園随時募集では、
再貸付墓地・76区画を募集し、遺骨の有無に関係なく、先着順・無抽選にて申込み受け付けをいたします。

※再貸付墓地とは、使用者が転居した、他の墓地を確保したなどの理由で
 返還された墓地を整備し、再度貸し付けを行うものです。

1. 募集区画  鵯越墓園・再貸付墓地 76区画
●2.59㎡(間口1.4m×奥行1,85m:永代使用料 621,600円)~11.96㎡(間口2.99m×奥行4m:永代使用料 3,229,200円)

※なお、鵯越墓園新規墓地及び、舞子霊園・西神墓園再貸付墓地については、
 空き区画があっても随時募集の対象といたしません。

2. 募集期間  平成23年9月1日(木)~12月28日(水)予定

3. 募集要項  
●平成23年9月1日(木):初日
・平成23年度の神戸市立墓園募集(4/25~5/17)に応募され、
「補欠」、「落選」及び、「当選辞退」をされた方のみが対象です。
・当日、午前9:00から午前10:00までに受け付けされた方を対象に、
抽選にて墓地選択優先順位を決め、希望区画に申し込む。

※なお、「補欠」の方が、随時募集に申し込まれた時点で、「補欠」の権利 は喪失します。

●平成23年9月2日(金)~12月28日(水)予定
さらに、空き区画がある場合には、平成22年9月2日(金)以降、
平成23年度神戸市営墓地使用者募集に申し込みをされていない方も含めて、
先着順で申し込みを受け付けいたします。

※最終受け付けは、平成23年12月28日(水)まで。
 但し、空き区画が無くなり次第、受け付け終了いたします。

●随時募集については、平成23年3月1日以前から平成23年9月1日まで
継続して神戸市内に住民登録をしている方であれば、遺骨が無くても申し込みが可能です。

4. ご用意いただくもの
●お申込者本人の
①住民票(発行後3ヵ月以内のもの)
②印鑑登録証明書(発行後3ヵ月以内のもの)
③実印
④墓園許可申請書及び誓約書(神戸市石材企業協同組合にあります。)
⑤抽選結果通知書(平成23年度の神戸市立墓園募集に申込みをされた方)

墓地を選ぶ際には、場所ごとに日当り、風通し、水はけ、地質、地盤の固さなどが異なり、
一般の方がそれをすべて判断するのはとても困難です。

神戸市石材企業協同組合では、鵯越墓園内を熟知したスタッフが現地をご案内の上、
墓地ごとの特徴を詳しく説明させていただきます。

募集区画の現地案内、申請書類の整備、お申し込みから
当選後の手続き完了までの一切を無料代行させていただきます。

神戸市営墓地のお申込みは、安心代行の神戸市石材企業協同組合にお任せください。

■遺骨の有無にかかわらず、お申込み後3年以内に墓石を建立してください。
■神戸市営墓地の一般募集は平成24年4月頃に募集受付開始予定です。

神戸市営墓地のことなら神戸市石材企業協同組合まで
フリーダイヤル ☎0120・115588
神戸市立鵯越墓園再貸付墓地の募集区画の詳細はこちらまで
https://www.sekizaikumiai.com/hiyodorigoe-2011-spring/


良いお墓づくりは、良い石材店選びから「失敗しないお墓の建て方」最終話:こんな石材店から買ってはダメ!

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【悪質業者を見極めるためにはどうすればよいか?】

~前のコラムからの続きです~

■悪質石材店を見極めるための5つのポイント

★こんな石材店から買ってはダメ!

1.最初に提示した価格から意味もなく安易な値引きをする

→もともとの提示額が暴利を見込んだ金額か、
 石材の等級や見えない部分の施工等でごまかす可能性聖が高い。

2.代金の支払いを急がせる

→住宅詐欺などと同じく、代金の支払いを急がせる業者には問題があると考えた方がいいです。
 最悪の場合、お墓が建てられずに業者とも連絡が取れないというケースも......。

3.他社のデザインや提案のまま進めようとする

→石材店としてのモラルが欠けている。他社より安い価格のみで勝負をする業者は、
 手抜き工事などの手段で価格を下げている可能性もあります。

4.お施主様の信仰する宗教を軽視する

→お墓が先祖や身近な故人を供養するためのものであるという、
 石材店としての根本の部分で認識が欠けていると考えられます。

5.建墓後のアフターケアの約束があいまい

→お墓は建てたらそれで終わりというものではありません。
 アフターフォローについて、明確な保証がなければなりません。

お墓は親から子へ、子から孫へと代々継承されていくものですから、
顧客の信用を得ている評判の良い石材店を選ぶということは、
お施主様にとって最も重要なことです。

また、建墓実績が豊富な石材店は、
石材の加工や工事についてのノウハウが蓄積されているため、
お施主様のさまざまな疑問や相談にも、的確に答えてくれるでしょう。

特にオリジナルデザインのお墓を建てられる場合には、
デザインのセンスや加工技術の優れた石材店なら、
難しい注文や少々無理な要望も引き受けてくれるかもしれません。

ただし、民営霊園や寺院墓地では、あらかじめ石材店が指定され、
決められた業者で墓石を購入しなければならないケースが多くなっています。

そのため、霊園や墓地を検討する際には、
自分の希望に合った石材店が選べるかどうかを事前にチェックすることが必要です。

信頼できる石材店を選ぶことが、満足できる建墓への近道です。


              ~おわり~


※参考文献:「霊園ガイド・2011上半期号」(株式会社六月書房発行)

 

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良いお墓づくりは、良い石材店選びから「失敗しないお墓の建て方」⑳契約を急がせる石材店?

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【悪質業者を見極めるためにはどうすればよいか?】

~前のコラムからの続きです~

■契約や代金の支払いを急がせる業者は要注意!

お墓は一生に一度あるかないかの大きな買い物です。
契約や代金の支払いを急がせる石材店には注意が必要です。

消費者の立場に立って考えてくれる良い石材店であれば、
必ず検討のための十分な時間をとってくれるはずだからです。

「早めに代金を支払ってくれれば割り引きします」
などと言ってくる業者とは、絶対に契約をしてはいけません。

また、他社が提案したデザインや図面で商談や工事を
進めようとするところもいい業者とは言えないでしょう。

これは例えば、あなたがすでに、
ある石材店から墓石の完成図面を提示してもらっていて、
次に別の石材店に「これは他の石材店の提案ですけれど、
こんなお墓をイメージしています」と話をした時、
それに対する回答が「うちならこれと同じものを70%の価格でつくれますよ」
というものだった場合です。

他社と同じデザインや設計内容で進めるといったこと自体、
デザイン転用やモラルの問題もあり、通常はあり得ません。

それに、おおまかな見かけはともかくとして、
お墓の場合、他社とまったく同じものというものはありません。

それぞれの石材店によって加工の技術、デザイン力、施工工法、耐震工事等が異なります。

それなのに、他社と同じものなのに価格が安いというのは、
一見すると同じように見えるが、どこかで手抜きをしているとも考えられます。

このような業者は、施工工事も適当に行ない、
後日トラブルになる可能性が高いといえます。

さらに、お墓を売ることばかりを考え、
お施主様の家の宗旨宗派を無視するような業者も信用できません。

お施主様が信仰する宗教のことを考えないというのは、
先祖の供養や身近な故人のことも考えていないというのにほかなりません。
お墓は死者を供養するためのものです。

その供養の心を持たない石材業者は言語道断です。


            ~つづく~


※参考文献:「霊園ガイド・2011上半期号」(株式会社六月書房発行)

 

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良いお墓づくりは、良い石材店選びから「失敗しないお墓の建て方」⑲悪質業者の見分け方!

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~前のコラムからの続きです~

【悪質業者を見極めるためにはどうすればよいか?】

これまで、悪質な業者が引き起こすさまざまなトラブルの実例と
アドバイスについてご紹介してきました。

では、そのようなトラブルに巻き込まれるのを未然に防ぐためには、
どのようなことに気をつければよいのでしょう。

一般の消費者の方々には、石材の品質や施工の技術といった専門的なことはわかりません。

また、契約書を交わすといった経験もそう多くはないはずです。

悪質な業者はそういった消費者の弱点につけ込んで、
中国産の石材を国産石材と偽り販売したり、契約書に複雑な条項を盛り込んだり、
あるいは口約束だけで曖昧なままごまかそうとするのです。


■悪質石材業者の見分け方

悪質な業者の見極め方としては、
先ず、意味のない安易な値引をする石材店は避けるべきです。

展示品であるとか、何か値引の理由があれば別ですが、
簡単に大きな値引きをするということは、
最初の価格提示がそもそも法外なものだった可能性があるということと、
お施主様には分かりにくいところや見えない部分で
石材の等級や職人の手間賃を下げたりすることにより、
原価を下げようとしているとも考えられます。

例えば、墓所の基礎工事や耐震施工をしっかりと行なうことは、
完成後のお墓の耐久性に大きく関わる大事な要素ですが、
お墓が建ってしまえば見えない部分であるため、
悪質な業者の手抜き工事を防ぎにくいのです。

基礎工事や耐震施工がいい加減だったために、
お施主様が後々深刻な苦労を抱え込むといった事態にもなりかねません。


                                       ~つづく~


※参考文献:「霊園ガイド・2011上半期号」(株式会社六月書房発行)

 

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良いお墓づくりは、良い石材店選びから「失敗しないお墓の建て方」⑱石材店を自由に選べない霊園?

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~前のコラムからの続きです~

【悪質業者が引き起こす、具体的なトラブルの事例】

■事例.7 契約後に自分で石材店が選べないことを知った!

寺院の敷地内にある墓地を購入いたしました。
お寺に永代使用料を納めた後、
そこでは墓石の施工を行う業者が1社しかないことを知らされました。

自分なりに施工をお願いしたいと考えていた石材店があったので、
その業者ではお墓をつくりたくありません。

すでに支払った永代使用料を返還してほしいと考えています。(50代・男性)


最近、全国の消費生活センターには、これと同様の相談が増えているそうです。

寺院境内墓地では、お寺により石材店が決められている場合がほとんどなので注意が必要です。

この事例では、石材店の件について事前に説明がなかったとと訴える相談者と、
寺院境内墓地では施工の石材店が決まっているのは常識だというお寺との間で、
永代使用料の返還を求めて話し合いが行なわれ、結果的に寺院側が返金に応じたとのことでした。

気をつけなければならないのは、民営の霊園でも「指定石材店制度」によって、
施主側が石材店を選ぶ自由が制限されている点です。

霊園を見学する前に、頼みたい石材店を選ぶことができるかどうか確かめておくことが必要です。

※「指定石材店制度」について詳しくはこちらまで
https://www.sekizaikumiai.com/director_blog/2011/07/entry_625/
            
              ~つづく~


※参考文献:「霊園ガイド・2011上半期号」(株式会社六月書房発行)

 

神戸のお墓の相談なら「和型墓石」から「デザイン墓石」まで神戸市石材企業協同組合へ

良いお墓づくりは、良い石材店選びから「失敗しないお墓の建て方」⑰新品のお墓にひび割れが!

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~前のコラムからの続きです~

【悪質業者が引き起こす、具体的なトラブルの事例】

■事例.6 完成したばかりのお墓なのに、ひび割れが!

石材店から施工工事が完了したとの連絡を受けて霊園に確認に行ったところ、
完成したばかりのお墓なのに、墓石にひび割れがありました。

さっそく取り替えてほしいと石材店にお願をしたのですが、
なかなか対応してもらえません。(60代・女性)


こうしたトラブルが発生した場合、
先ず契約書に同様のケースに該当する記載がないか確認をすることです。

そして、保証が付いていれば、その内容について双方で確認し、
それに従って対応してもらえるよう交渉します。

もし、保証について明記されていない場合でも、
建立後一年以内に発生した瑕疵であれば、
社会通念上、石材店側には保証の義務があると考えられます。 

             ~つづく~

※参考文献/・「霊園ガイド・2011上半期号」(株式会社六月書房発行)
        
 

神戸のお墓の相談なら「和型墓石」から「デザイン墓石」まで神戸市石材企業協同組合へ

良いお墓づくりは、良い石材店選びから「失敗しないお墓の建て方」⑯お墓の色が違う?

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~前のコラムからの続きです~

【悪質業者が引き起こす、具体的なトラブルの事例】

■事例.5 完成したお墓の色が違っている?


石材店に墓石の建立をお願いしましたが、完成したお墓を確認すると、
注文した石材と比べると、はっきりと色が違っていました。

すぐにつくり直してほしいと要求しました。(50代・女性)


☛これは産地偽装ではなく、建立された墓石の色が、
事前に提示されていた見本とあまりにも違うという内容の相談です。

同じ種類の石でも採石される場所や層により、
色目や石目が異なることもありますので、
契約時には、現在採石されている見本を見せてもらうことが大切です。

石は人工物ではなく天然のものなので、全く同じものはありませが、
それでも見本と完成したお墓とに明らかな相違があると認められれば、
交換や返金の対象になるでしょう。

                ~つづく~


※参考文献:「霊園ガイド・2011上半期号」(株式会社六月書房発行)
 

神戸のお墓の相談なら「和型墓石」から「デザイン墓石」まで神戸市石材企業協同組合へ


良いお墓づくりは、良い石材店選びから「失敗しないお墓の建て方」⑮契約とは違う石でお墓を建てられた!

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~前のコラムからの続きです~

【悪質業者が引き起こす、具体的なトラブルの事例】

■事例.4 契約とは違う石でお墓を建てられてしまった!

高価な国産石材を使用してお墓を建立してもらう契約を交わしたが、
完成したお墓を見ると明らかに石が違うように感じられました。

石材のことに詳しい専門家に相談して確認してもらったところ、
約束したものより質の劣る中国産の石材が使用されていることが分かりました。

すでに納骨も済ませてしまっており、
故人に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。(60代・男性)


☛平成21年に大阪府で発生して広く報道された、
「石材産地偽装事件」と全く同じ手口の事例です。

これもやはり近畿地方の霊園での出来事ですが、
大阪の事件が発覚するよりも、さらに二年前(平成19年)に、
国民生活センターに相談が寄せられていたそうです。

この事件では、お墓を受注した石材店側も、
「石が違うとは知らなかった。自分もだまされた」と抗弁したそうですが、
その後の調査で石材店の社内から、中国語で書かれた石材のラベルや、
輸入の際に使われた船便の荷札などが見つかり、
石材店も偽装を認めざるを得なくなり、差額の返金に応じたそうです。

しかし、差額分のお金を返してもらっても、お墓を取り替えることはできません。

相談者の方の故人に対する想いは踏みにじられたままです。

万一、建立したお墓でこうした偽装が疑われるときには、
すぐに最寄りの消費生活センターに相談されることをおすすめいたします。

               ~つづく~


※参考文献:「霊園ガイド・2011上半期号」(株式会社六月書房発行)

 
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良いお墓づくりは、良い石材店選びから「失敗しないお墓の建て方」⑭国産の石でお墓を注文したのに!

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~前のコラムからの続きです~

【悪質業者が引き起こす、具体的なトラブルの事例】

■事例.3 国産の石材でお墓を注文したのに、安い外国産石材が!

お墓の建立に際して国産の石材にて注文し、
その分の代金も支払ったが、
施工工事の時に霊園に搬入されたのは国産の
ものよりも廉価な韓国産の石材でつくられた墓石でした。

もう石材店を信用できないので、契約を破棄したいと考えています。(50代・男性)


平成21年に大阪府の霊園で発生した「石材産地偽装事件」は、
マスコミでも大きく取り上げられたので、ご存じの方も多いはずです。

これも同様の事例で、この相談者の方は、
自分が購入したお墓の施工工事の進捗状況を確認するために霊園に出向いたところ、
自分のお墓の建立のために用意されていた墓石の梱包材に、
ハングル文字で石種が記載されているのを発見し、
石材が国産のものではないことが分かったということです。

この方はすぐにその場で石材店の担当者にその点を指摘し、
工事をストップさせたということですが、
もし現場を押さえられなければ、この悪質石材店はそのままお墓を建立して、
契約通りのものとして引き渡したに違いありません。

家の建築と同じく、工事の様子をチェックするのは
良いお墓を建てるためにとても重要なことです。

例えごまかしなどがなくても、お施主側が常に気にかけていれば、
石材店もより一層良い仕事をしようと思うはずです。

「すべてまかせっきり!」はあまりお薦めできません。

             ~つづく~


※参考文献:「霊園ガイド・2011上半期号」(株式会社六月書房発行)

 

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良いお墓づくりは、良い石材店選びから「失敗しないお墓の建て方」⑬お金を振り込んだ後、石材店が消えた?

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~前のコラムからの続きです~

【悪質業者が引き起こす、具体的なトラブルの事例】

■事例.2 建墓費用を全額振り込んだあと、石材店が消えた?

ある石材店を通じて、数年前に霊園の墓所を購入いたしました。

建墓費用を全額前払いで支払った方が料金が割安になると言われたので、
墓地永代使用料を含めた300万円を業者に振り込みました。

それから、一年ほどが過ぎ、そろそろお墓を建てたいと考えて石材店に連絡をしたところ、
まったく連絡が取れず、その会社自体も無くなっており、
お墓を建てることができず困り果てています。(60代・男性)


「全額を前払いしていただければ、その分お安くします」
これはよく聞くセールストークの一つです。

手間や気持ちの問題で、依頼する側から前払いを申し出るケースもあると思いますが、
業者側から全額前払いを要求するとしたら、注意が必要です。

今回のケースは、施工工事をせずに代金を持ち去るという極めて悪質な詐欺の手口です。

通常、石材店では契約時に手付金(着手金)を受け取り、
工事完了後の引き渡し時に残金を精算するという方法を採用しています。

手付金の額に厳密な決まりはありません。

契約金額によっても異なりますが、
おおむね総額の半分以内の額が一般的です。

もし、工事が始まる前に全額の支払いを要求するような石材店であれば、
上記の方法でしか契約できない旨を伝え、
それでも全額要求するようであれば、他の石材店を探した方がよいでしょう。

もし、納期に間に合わなくても、それは一時的なこと。

後々まで悩むことを考えれば故人も納得してくれるはずです。

             ~つづく~

※参考文献/・「霊園ガイド・2011上半期号」(株式会社六月書房発行)
        ・ お墓選びは石材店選び「石材店に行く前に読む本」
           (日本石材産業協会・基準策定委員会発行/非売品)

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