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墓石のエフロ(白華現象)
▲ エフロ(白華現象)が発生した墓石の外柵
エフロレッセンスは通常、「エフロ」や「白華」などとよばれ、
墓石の美観を時には著しく醜くする、
セメント・モルタルから発生する灰汁(アク)のようなものです。
石材は一見、ち密な物質に見えますが、
実際には複雑なパズルのように構成されており、
それらの間にはわずかな隙間(細孔)が生じています。
この隙間に石灰分などの不純物が水に溶けて入り込み、
これが水分の蒸発の後に石材中に残ってしまい、
白い粉状となって墓石の表面に浮き出てきたものがエフロレッセンスです。
セメント・モルタルを使用すれば、
その発生は必然的に避けられなくなります。
本来、石とセメント・モルタルは相性が合わないので、
使用はお勧めできません。しかし価格が安く、施工も手軽なため、
多くの場面で用いられているのが現状です。
耐震に対しての意識不足、
施工コスト削減によるモルタルでの施工や安価なシーリング剤での施工は、
全国的にもまだ多く見受けられます。
モルタル施工、シーリング剤による施工では、
内部のモルタルから染み出したエフロ(白華現象)や
シーリング剤による汚染が散見されることがあります。
せっかくの新しいお墓もエフロ(白華現象)や
シーリング剤による汚染があっては台無しになってしまいます。
お墓の引渡しが終わったときからが、
施主様との本当のお付き合いの始まりであると言われています。
いかに顧客満足度を上げるかという点からも、
メジ施工については考えなければいけないのではないでしょうか?
またシーリング剤によっては接着力に欠け、
耐震効果はほとんど期待できないものもありますのでご注意下さい。
(神戸市石材企業協同組合) 2010年9月23日 13:42
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